
宮川礼 代表取締役
専門分野:マネジメント・海外ライセンス
☞ About LEI MIYAKAWA
慶應義塾大学卒。外資系企業および海外で経験を積み、TCAを設立。会社経営全般、およびライセンシングビジネス、特に海外への版権セールスとそれに関連する、契約・法務業務を担当する。
✎ Message
電子コミック市場の拡大、動画配信ビジネスの隆盛などによって、コンテンツビジネスをめぐる市場環境が大きく変化し、ビジネスモデル自体が地殻変動を起こしつつあります。クリエイターと作品が主役の時代がきた、とも言えます。私たちは、こうした変動の時代においてクリエイターたちの良き伴走者になりたいと思います。
片岡義朗 エグゼクティブ・プロデューサー
専門分野:アニメ企画・製作/ミュージカル企画・製作
☞ About YOSHIRO KATAOKA
慶應義塾大学を卒業後、東急エージェンシーに入社。『UFO戦士ダイアポロン』『メカンダーロボ』などTVアニメ番組製作にプロデューサーとして参加。旭通信社(現:アサツー ディ・ケイ)に移籍し、日本アドシステムズ(NAS)役員にも就任。1998年にはアニマックスの創設に尽力。2000年にはマーベラス音楽出版代表取締役、マーベラスエンターテイメント取締役、2010年からドワンゴの執行役員に就任。2014年に株式会社コントラを創業。アニメビジネスのコンサルティングを行っている。アニメーションプロデューサーとして、『タッチ』『らんぽう』『あした天気になあれ』『ハイスクール!奇面組』『キテレツ大百科』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『るろうに剣心』『ドラゴンクエスト』『HUNTER×HUNTER』『遊戯王デュエルモンスターズ』『家庭教師ヒットマンREBORN!』『姫ちゃんのリボン』『赤ずきんチャチャ』など数々のヒット作の製作に参加。ミュージカルのプロデューサーとしては、『テニスの王子様』『聖闘士星矢』『HUNTER×HUNTER』『エア・ギア』『DEAR BOYS』『赤ずきんチャチャ』『水色時代』『少女革命ウテナ』『美少女戦士セーラームーン』の再ミュージカル化など、漫画・アニメ原作を舞台化し、アニメーションビジネスの新しい分野を切り開いた。
アニメ業界の名物プロデューサーとして、長く日本のコンテンツビジネスを牽引している。
✎ Message
才能と作品との出会い、これが私の一番の喜びです。惚れ込んだ漫画の魅力をアニメーションという表現を通じてストレートに表現すること、これが私の信条です。
藤井淳志 エグゼクティブ・プロデューサー
専門分野:ブランディング/プロモーション/イベント等のプロデュースとクリエイティブディレクション/マーケットデザイン
☞ About ATSUSHI FUJII
1980年、(株)博報堂入社。クリエイティブ部門で、コピーライター(TCC会員)、クリエイティブディクターとして、数々のCM制作、商品開発、ブランディング、プロモーション、老舗リバイタル、地方創生(シティブランディング)を手掛ける。2016年退社、同年(株)博報堂フェロー就任、(株)フューチャークレーン設立、代表取締役。
主な賞歴:毎日デザイン広告賞・グランプリ/国際広告祭・カンヌ金賞/フジサンケイグループ広告大賞・グランプリ/読売出版広告賞・グランプリ/読売広告大賞・金賞、銀賞、特別賞/ACC賞/日経広告賞・コーポレートブランド広告賞/朝日広告賞・準グランプリ他多数。
✎ Message
アドバタイジングの世界に40年。担当した商品、サービス、企業、ブランド、イベント、プロモーションは、ほぼ、生活・社会の全域に及ぶ。
クリエイティブの領域は違うかもしれないが、ものづくりの原点にある孤独と悶絶、そしてそれを凌駕してやまない快感。何よりもコミュニケーションの突破力。そこに身を置き続けた者として、クリエイターの気持ちにしっかりと寄り添うサポートを実践したい。アドバタイジングの世界で、これまで課題解決に向かって力を借りたクリエイターのポテンシャルを全開にしたとき、そのエネルギーが、人を、社会をどこまで揺さぶれるか、その可能性をTCAという新しいフィールドで一緒に追い求めたい。味わいたい。燃え尽きるまで、貪欲に。
伊藤裕 エディター
専門分野:少女漫画・女性漫画編集
☞ About HIROSHI ITOH
早稲田大学卒業後、講談社に入社。『なかよし編集部』『mimi編集部』『別冊少女フレンド編集部』『BE・LOVE編集部』等を経て『週刊少女フレンド』編集長を務める。小学低学年からOLや主婦まで一貫して少女・女性に向けた漫画の企画・制作に携わる。実制作とともに、漫画スクールや新人賞等の漫画家養成機関の責任者として、業界に新風を吹き込む新しい才能の発掘と養成に力を注ぐ。
たかなししずえ(『おはよう! スパンク』)、高橋千鶴(『コクリコ坂から』)、あさぎり夕(『なな色マジック』)、ひうらさとる(『ホタルノヒカリ』)、風間すずめ(『めろんぱんメッセージ』)、万里村奈加(『プライド』)、鈴木由美子(『白鳥麗子でございます!』)、伊藤ゆう(「39℃ショック』)、松本美緒(『彼女の彼』)等などの作家をデビュー前から担当して各誌のメイン作家に育て上げる。作家の育成・指導に定評がある。
✎ Message
良い漫画とは何だろう? いつもいつも考えてきました。多くの読者を獲得してヒットした作品がイコール良い漫画でしょうか? ずっと商業誌を作ってきました。売れなければ廃刊です。作家も支持されなければ、お呼びが掛からなくなります。「売れることが第一」の世界で生きてきましたが、次第に「それだけでいいの?」という疑問も感じました。売れることを最優先しすぎて、時に作品の本質や理念、作家の情熱をスポイルしてしまったことがあったのではないだろうか。
商業誌を離れた今は、作品の良さを純粋に見極めていける自信があります。作品つくりは簡単ではありません。方向が分からないことも、手段方法エピソードが見つからないこともあります。途中、しばしば隘路に陥ります。しかし、道は必ず開けます、魔法のように。一緒に「魔法の瞬間」を経験しましょう。

早坂英之 エディター
専門分野:モノ・趣味雑誌編集/Kickstarter
☞ About HIDEYUKI HAYASAKA
モノレビュー誌「MONOQLO(モノクロ)」「家電批評」の副編集長・副部長職を経て独立。版元在籍当時は最新ヒット商品の製品テストに明け暮れ、ランキングブームの一端を担う。
また、月刊誌の傍ら、キャンプや登山などのアウトドアムック、自転車・カヤックといったレジャー関連誌、珈琲や万年筆、スニーカーなど、趣味性の高い媒体を手がけるなど、担当したジャンルは多岐にわたる。
独立後は出版に携わりながら、クラウドファンディングの先駆けでもある「Kickstarter」社(米国)の、公式エキスパートとしても活動。デジタルからアナログまで、幅広いフィールドを得意とする。https://www.kickstarter.com/experts
✎ Message
版元編集者時代は強気な編集スタンスでしたが、それもサポートしてくれる「誰か」がいたからこそ、できたこと。雑誌作りはひとりではできません。モノづくりも然りです。仲間や手助けしてくれる人がいて、はじめてカタチになります。
現在はモノレビュー誌の経験を活かし、Kickstarter社のエキスパートとして活動しています。両者に共通するのは「モノづくり」であること。そして「誰か」が必用なプロジェクトであること。
今度は私が、クリエイターを手助けする「誰か」になって、モノづくりをサポートします。アナログからデジタルまで、両方の意思疎通ができる裏方のエキスパートとして、クリエイターの皆さまに寄り添います。